千葉県 大網の短絡線跡です。
この日、ここで廃線を見つけたのは、偶然なのです。 実は、短絡線が無くなっていた事を知らなかったのです。いえ、そもそも短絡線があることも知らなかったのです。
たまたま近くをドライブしていた僕は、カーナビ上に表示されたトライアングルの路線をみつけ、 どんなもんか見に行ってみようと思っていってみたのです。
トライアングルな路線といえば、関東だと京葉線二俣新町付近、武蔵野線新松戸駅付近、埼京線中浦和付近の武蔵野線<->東北線連絡線などは知っていますが、 それらに比べるとかなり規模は小さそう。だから余計に全体がぱっと見渡せたりするかな?と思って見に行ったのです。
ところが、あるべきところに線路が無い!無いが、いかにもなこの景色をみつけ、すぐに廃止されたことを悟りました。 そうなれば早速撮影です。
A地点
ここは、旧大網駅跡地です。 昔ここに駅があった時には、外房線を直通する列車は、この駅でスイッチバックしていたそうです。
この写真の右奥が駅跡地
現在は公園になっているようです。
腕木式信号機と、立て看板がありました。看板によると「大網駅は、房総鉄道
蘇我、大網間の開通により、明治29年1月20日にこの場所で駅の営業が開始され、昭和47年5月26日に現在の場所に移転となりました。」だそうです。
B地点
東金線からの分岐地点付近にある踏み切りです。
ここにはかなり小規模な橋があったのでしょう。
踏み切りより東金線方面(A地点の方)を望む。
踏み切りより外房線方面(C地点の方)を望む。線路跡には菜の花が敷き詰められています。千葉っぽい。
C地点
パチンコ屋の駐車場から。 菜の花がきれいです。